モラハラとは『モラルハラスメント』の略です。
モラハラは精神的虐待の事です。言動や仕草・行動・態度で相手の事を精神的に傷つけることです。要は精神的な嫌がらせですね。
パワハラとモラハラの違い
パワハラとは
職場で働く人に対して、上司や地位が上の立場の人が仕事上の範囲をこえて肉体的、精神的に苦しめる。周りの環境を悪くする事です。
簡単に言うと、後輩が逆らえない事をいい事に嫌がらせする事ですね。
モラハラとパワハラの違いは
モラハラは一般的なモラルから外れた嫌がらせの事を言います。職場だけでは無く、恋人・夫婦・知り合いなど多岐に渡ります。
そしてパワハラとは違い、直接の暴力は含まれません。言動や態度で相手を精神的に追い詰める事をモラハラと言います。
モラハラになる態度・行動
- 相手を貶める。
- 相手に暴言を吐く。
- 自分の非を認めない。
- 相手を異常に束縛する。
- ねちねち細かい。
- 他人に悪口を言い、そう思わせる。
- 無視をする。仲間外れにする。
- 陰口、誹謗中傷。
- 馬鹿にした視線。
上記に上げた以外にも沢山有ります。コレを全部した事の無い人っているんでしょうか?
一昔前はパワハラやモラハラて言う言葉は聞いた事がなく、普通に職場や恋人などにパワハラやモラハラにあたる行為を聞いたりしました。最近日本全体の意識が変わってきているんだなーと思いました。
善意でしている事も少なからず有るだろうし、難しい世の中だなーと言う感想です。
モラハラにあたる行為に遭遇した時は?
相手の言動を録音する。
モラハラの証拠として、相手の言動を録音することです。今だとスマホで動画も撮れるので、証拠としてつかえます。
LINEの内容やメールの内容を保存する
よく外面だけは良くて人のいない所で本性をだすって事がありますので、送られてきた暴言や誹謗中傷の内容は証拠になりますので保存しておきましょう。
日付や時間内容を細かくメモしておく
モラハラにあった日付や時間を細かくメモしておくと後々、証拠として出したときに有効な証拠になる事もあります。
第三者に相談する
自分の置かれている状況を第三者に相談する事により、精神的な苦痛が少なくなったり、自分では気がつかない対策や意見をきけたりします。
病院に行く
モラハラに遭い精神的苦痛を日々受けていると、鬱などの病気になる事もあるので病院に行き診てもらうのがいいです。
病院に行ったら診断書をもらっておきましょう。
モラハラ被害で相手に要求できること
モラハラをやめてくださいと請求できる。
直接自分自身からでは無く、弁護士を通して請求してもらいましょう。相手も弁護士からだと事の重大さを理解しやすくなります。
離婚請求
モラハラにより夫婦関係を継続していくのが難しい状態になり、破綻状態している場合は相手に離婚請求ができます。
こちらも弁護士を通して請求しましょう。相手が離婚に応じない場合は、裁判で強制離婚もできます。
慰謝料請求
モラハラによって精神的に苦痛を受け、その苦痛に対して慰謝料請求ができます。
慰謝料請求するにあたっては、弁護士に頼んでしてください。自分で請求しても相手には事の重大さを理解していない事がほとんどです。
私見
近年日本ではパワハラやモラハラと言う言葉をよく耳にする様になりました。
自分は良かれと思ってした事が、相手にとってはパワハラ、モラハラにあたる事があるかも知れませんし、気がつかないで自分がパワハラ、モラハラの被害に遭っているかもしれませんね。
一つ一つ自分の行動や言動に気をつけないと、いきなり弁護士から内容証明が送られてくるかもと思うと怖いですね。
織田信成さんのニュースを見て調べてみました。
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